職人の仕事

干物とは、魚がもつ旨味を最大限に引き出すもの。
丸赤では鮮度と質に一切の妥協をせず仕入れた最高の魚を、
70年以上の経験を元にした熟練の技術で仕上げ、
お客さまに魚が持つ本来の美味しさをお届けしています。

目利き

市場に足を運び、店主自らの目で厳選した魚を仕入れています。
箱単位で売られているものも多くありますが、箱の中からさらに個体を選りすぐり買い付けています。

足繁く通うなかで仲卸業者さまから、店頭には並ばないとっておきの魚を勧められることもしばしば。
こうした仕入れができるのも、長年の取引で信頼関係を築きあげたからこそ。

地道に積み上げた仕入れ力は、他には真似できない丸赤の特徴の一つとなっています。

仕込む

新鮮さはそのまま干物の美味しさになるため、仕込みは時間との勝負。
お店に魚が到着してから一斉に作業し、その日の正午までには仕込みを終えます。

真水は魚を痛めるため、水に当たる時間はなるべく短く。
素早さだけではなく、味の入りを調整する隠し包丁や絶妙な塩加減など、
次々と施される職人の技で、魚の良さが引き出されていきます。

そして旨味を引き出す「干す」工程では、魚の状態・気温・湿度など、
さまざまな条件にあわせて職人が干す時間を調整しています。

この手間をかけ、手数をかけない仕込みを支えるのが丸赤の職人衆です。

包む

お持ち帰りの際に魚を守るため、経木でくるみ焼き方の説明を入れ、丁寧にお包みしております。
お時間があるお客さまには、おすすめの食べ方をお伝えすることも欠かしません。

こうした手間と時間を惜しまないことも、美味しさの重要な要素と考えています。

食べる

私たちの干物はお客さまが焼き、仕上げをする商品です。
お客さまの口に入るまで、できることをしたいとの思いから、
Webサイトでも基本の焼き方やオリジナルレシピを公開しています。
ぜひご活用いただき、お客さまの食卓で“うまい”魚をご賞味ください。

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